無脊椎動物の分類【中学理科の授業記録と学習プリント】

📝授業記録と学習プリント

前時の学習:脊椎動物の分類

本時の学習では、無脊椎動物を分類します。中学生は昆虫類、蜘蛛類、多足類、甲殻類、頭足類(とうそくるい)、斧足類(ふそくるい)、腹足類(ふくそくるい)などをあつかいます。私達脊椎動物と同じように優れた特徴を持っている動物として紹介してください。

<本時の学習>

 ・脊椎動物には、昆虫類、蜘蛛類、多足類、甲殻類、頭足類(とうそくるい)、斧足類(ふそくるい)、腹足類(ふくそくるい)などがあることを理解する
・それぞれの動物の「共通点」「相違点」を体系的に理解することができる

<準 備>

・教科書 ・筆記用具 ・学習プリント 

 

活動内容時間
導入1.本時の学習について知る5分
展開2.具体的な動物の例を挙げる
3.ザリガニを例に、節足動物の主な特徴についてまとめる
4.トノサマバッタを例に、昆虫類の主な特徴についてまとめる
5.その他無脊椎動物についてまとめる
5分
10分
10分
15分
まとめ6.本時の学習を振り返る5分
アオリイカ
カタツムリ
ミズクラゲ

<授業の流れ>

1.本時の学習について知る

  ・無脊椎動物について学習する時間であることを押さえる

2.具体的な動物の例を挙げる

  無脊椎動物の例を挙げていく

  生徒からの自主的な発表を大切にしましょう

時間を見計らって判断の難しい動物について発問し、雰囲気を引き締めてください

3.ザリガニを例に、節足動物の主な特徴についてまとめる

  ザリガニの例をもとに、節足動物の特徴をまとめます

  脊椎動物と共通する特徴について考えを発展させていきましょう

ザリガニ

  

4.トノサマバッタを例に、昆虫類の主な特著についてまとめる

  トノサマバッタの例をもとに、昆虫類の特徴をまとめます

  節足動物と共通する特徴について考えを発展させていきましょう

トノサマバッタ

5.その他無脊椎動物についてまとめる

【指導上の留意点】

  次の点を特徴としてまとめる

節足動物:外骨格をもち、からだが多くの節でできている
・甲殻類:カニ・エビ・ザリガニ・フジツボ・ダンゴムシ
・昆虫類:バッタ・チョウ・カブトムシ
・蜘蛛類:コガネグモ・サソリ
・ムカデ類:トビズムカデ
・ヤスデ類:キシャヤスデ
軟体動物:外套膜を持ち、その多くが水中で生活している
・頭足類:タコ・イカ・オウムガイ
・斧足類:二枚貝
・腹足類:巻き貝
環形動物:からだに環(体節)があり、消化管を持つ ミミズ・ゴカイ
棘皮動物:棘(トゲ)がある 消化管消化管と骨片をもつ ヒトデ・ウニ
刺胞動物:からだの中は袋のよう 口と肛門が同じ 

6.本時の学習を振り返る

  ・全体で押さえるポイントを共有し、学習プリントにまとめさせる

  ・互いにプリントを見せあう時間をとってもよい

<評価基準>

1.自然現象への関心・意欲・態度

2.科学的な思考

 A 自分の考えを論理的にまとめることができる

 B 調べたことをまとめることができる

3.実験・観察の技能・表現

4.自然現象への知識理解

<参考資料>学習プリント例

学習プリント例(教師用)

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