オリエンテーション後、初めての授業となります。
本時にてスケッチの仕方とルーペの使い方を学習後、次回校内の探索にて植物観察を行います。
4月当初は授業途中で健康診断などで中断することも考えられるため、
学習プリントは穴埋め形式とし、自主学習や宿題でも進められる形とした。
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タンポポの花を持参させ、スケッチとルーペの使い方の学習を1時間目、
生物カードを使用した校内探索を2時間目としてもよい。
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活動内容 | 時間 | |
導入 | 1.教科書を確認し、スケッチのポイントとルーペの使い方をプリントにまとめる | 10~15分 |
展開 | 2.タンポポの花を実際にルーペで観察しながら、生物観察カードにスケッチを行う | 20分 |
まとめ | 3.生物カードをまとめ、グループで共有する 4.ふりかえり、次回の校内探索の予告をする | 10分 5分 |
<授業の流れ>スケッチとルーペの使い方
1.タンポポの花をもってくる
2.タンポポを観察し、集合花であることを観察する。
・花を2つに裂き、子房(種子)を観察する。
3.持参したタンポポの種類を調べる
・『総苞(そうほう)』で区別させる
・そり返ったもの:西洋タンポポ(外来種)
・そり返っていないもの:日本タンポポ(在来種)


西洋タンポポが7割、日本タンポポは3割程の持参率
4.タンポポの1つの花を調べる
・1つの花を取り出す
・プリントに添付する
・拡大図をスケッチする
・柱頭が2つに割れていることを観察し、スケッチする
・子房を確認する
・雄しべがどこにあるか調べる
・花粉が出ている場所に着目させる
・花弁の先端がいくつに分かれているか観察する

<評価基準>
1.自然現象への関心・意欲・態度
A 2種類以上のタンポポを持参することができる。または授業後、宿題として採取しプリントに添付することができる。
B 1種類のタンポポを持参することができる
2.科学的な思考
A タンポポの花について独自の視点から考察することができる
3.実験・観察の技能・表現
B タンポポの花を正しい順序で観察し、まとめることができる
B ルーペを正しく扱うことができる
4.自然現象への知識理解
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<参考資料>学習プリント例
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学習プリント例(教師用)
次時の学習は、校内の植物採集
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