前時の学習:コケ植物
本時の学習では、これまでに学習した植物について、生活場所やからだのつくりに注目し、6つに分類し表にまとめていきます。
<本時の学習>
・植物の分類は、生活場所によってできていることを知る
・生活場所とからだのつくりは密接に関係していることを知る
・植物を次の6つに分類する
(コケ植物、シダ植物、裸子植物、単子葉類、離弁花類、合弁花類)
・これまでの学習してきた植物全体について振り返る
<準 備>
・教科書 ・筆記用具 ・学習プリント
活動内容 | 時間 | |
導入 | 1.本時の学習について知る | 5分 |
展開 | 2.植物を6つに分ける 3.生活場所やからだのつくりによる分類をする | 20分 15分 |
まとめ | 4.本時の学習を振り返る | 5分 |

<授業の流れ>
1.本時の学習について知る
・今までの学習についてのまとめの時間であることを押さえる
2.植物を6つに分ける
学習プリントに、コケ植物、シダ植物、裸子植物、単子葉類、離弁花類、合弁花類の6つに分けた表を印刷して準備しておく。(樹形図や表など)
植物に限らず、生物の分類は明確な基準がないため、指導者がぶれないようにしましょう。
3.生活場所やからだのつくりによる分類をする
水を吸収する場所で分類すると良い
・からだ全体(維管束がない)
・根(維管束がある)
コケ植物とシダ植物の間に境界が見えてきます
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【指導上の留意点】
次の点を押さえる
・ふえ方(胞子or種子)
・水の吸収方法
・水中から陸上へ進出するために作った器官
例)コケ植物:(仮根)雌株、雄株 裸子植物:胚珠
・胚珠が種子になることをしっかり確認する
・単子葉類は、離弁花と合弁花を合わせた双子葉類と比較させる
・単子葉類と双子葉類の維管束の配置の違い等は、最後に押さえる
・6つに分けた植物の例を挙げておくと〇
4.本時の学習を振り返る
・全体で押さえるポイントを共有し、学習プリントにまとめさせる
・互いにプリントを見せあう時間をとってもよい
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<評価基準>
1.自然現象への関心・意欲・態度
2.科学的な思考
3.実験・観察の技能・表現
4.自然現象への知識理解
A 植物の分類についてまとめることができる
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