調べたことを交流するレポート発表会【中学理科の授業記録と学習プリント】

📝授業記録と学習プリント

前時の学習:校内植物採集、生物カード作成

本時は、前時の学習で作成した生物カードを「グループ発表」形式で共有する時間となります。

レポートの発表や考察の交流を行う「対話による学習」は、

学習を深めるとても有意義な時間となります。

1年生のはじめの頃から練習しておくことで、

自分の考えを伝える力や他の考えから学びを深める力が備わっていきます。

事前の準備をしっかりして、ぜひレポートの発表会や生物カードの交流の時間を設定しましょう。

(進行方法を学習プリントに示し、教師の説明後グループ活動に入れるようにしましょう。)

活動内容時間
導入1.教師の説明を聞き、発表会の意義を知る5分
展開2.グループ内で生物カードの発表会を行い、他者の意見を聞き、学習を深める
3.全体で交流を行う
20分
10分
まとめ4.発表会を振り返る10分

<授業の流れ>

1.教師の説明を聞き、発表会の意義を知る

  ・カードやレポートなどを相手に見せながら説明するにはどうしたらわかりやすく伝わるかを考えさせる

  ・発表中はしっかり聞くこと、発表後は拍手をすることなどのマナーを説明するとよい

  ・発表を聞く時間、質問の時間、感想などの記入の時間を明確に分けるよう司会進行をさせる

 

2.グループ内で生物カードの発表会を行い、他者の意見を聞き、学習を深める

  ・自分で調べた生物カードやレポートを見せながら、調べたことや気づいたことを紹介する。

  ・グループの編成は4人を推奨。(1人の発表目安時間を3分程、班員からのアドバイス各1分程)

  ・教師は巡視しながら、終わったグループ同士でレポートのみを交換し、読ませるなどの時間の使い方も考える

  

3.全体で交流を行う

  ・班の代表者を1人決め、代表者は全員の前での発表にチャレンジさせる

  ・発表中のマナーを再度全体で確認するとよい

4.発表会を振り返る

  ・グループ発表や全体発表を通して気づいたことやよかったことを振り返らせる

  ・数人に指名して感想を述べさせてもよい

<評価基準>

1.自然現象への関心・意欲・態度

2.科学的な思考

3.実験・観察の技能・表現

 A 自分が調べたことを、相手にわかりやすく伝える工夫ができる

 B 自分が調べたことを、相手に伝えることができる

4.自然現象への知識理解

<参考資料>学習プリント例

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